男子校のお姫様
琉生SIDE


今日は久々に慧と我が家に帰ってきた!!

けど佳音はまだ帰ってきてないし・・・。

俺は佳音の部屋で待つことにした。


それから5分くらいすると、慧が部屋に入ってきた。

「げっ・・・」

思わずそんな言葉が口から出る。

だって、佳音がいないときの慧って黒いんだもん!!

「琉生。死んで?」

「ぐはっ!!その顔で黒いこと言わないでくれぇ!!」

こんな整った顔で口元だけ笑ってそのセリフって…。
マジで怖いから!

やっぱ慧黒いよぉぉぉ!?

「うわっ!!痛い痛いっ!!ちょっ、慧!?」

今、俺は慧にしめられてます。マジでいたい!!

「佳音早く帰ってきて~!!」

その後佳音が帰って来るまで、俺が解放されることはなかった・・・。




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