男子校のお姫様
佳音SIDE


光君が行きたいと言ったのはお化け屋敷・・・。

あたしは確かに陰陽師だけど・・・お化けって怖いんだよ!?

「佳音ちゃんが嫌ならやめよ」

光君がそう言ってくれるけど、そんなの皆に悪いし。

「大丈夫だよ。ほら行こ」

あたしはお化け屋敷に向かって歩を進めた。


「それでは4人ずつに分かれて乗ってください」

係員さんの言葉にあたし達はあらかじめ決めておいたメンバーで乗り物に乗り込んだ。

慧、琉生兄、光君、あたしのチームと祥、龍、ヒロ、裕篤のチーム。

あたしの隣には光君が座っている。

このお化け屋敷は妙に長くて、最後まで20分もかかるんだって。

そしてついに・・・本格的にお化け屋敷の中へと入ってしまった。

あたしが震えていることに気づいたのか、光君が静かに手を握ってくれた。

そのおかげで少しは恐怖心が薄れたけど・・・すごく怖いです。

こうして、あたしの恐怖タイムが幕を開けた・・・。

< 93 / 259 >

この作品をシェア

pagetop