あの日々を忘れない【完】

学校から帰り、電気も
付けずに毛布にくるまる。

そんなとき、なぜか急に
寂しくなってきた。

もう少しで逢えなくなるんだ
って実感したんだ。

そしたら急に涙が溢れた。

「もうどうしよう。」

独り言までつぶやきだした。


今の結衣は崖っぷちにいた。

精神的に限界だった。
片想いって案外キツいね。

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