隣人は高校教師


「よし、帰ろうか。
舞ちゃんは助手席な。
お前は1人で帰れ。」

「ふざけんなー!
送ってけポンコツ教師!」

2人のじゃれ合いも上手く笑えない。


「舞ちゃん?
どうした?なんか言われたか?」

頭を優しく撫でられた瞬間、自分の気持ちが分かった。


そうか…あたしはこの人が誰の物でもないから安心してたんだ。


「…いえ、大丈夫です。
行きましょ。」

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