姫の笑顔は俺のもの
「あ、そうそう姫!今日も、放課後皆でパフェ食べに行くんだけど行かない?」


「ゴメン紫織、アタシ今日もちょっと用事あるんだ」


「え~また?あたし姫と遊びたいんだけど」


「本当にごめん!また誘って?」


「じゃあ姫、僕と遊びに行こう!」


「いや、だからアタシ用事があるんだって」


「じゃあ、今度遊びに行こう?僕と燐と優羽でさ」


「わかった・・約束ね」




――――本当は用事なんてない

嘘ついてごめん
アタシは、嘘つきだ
そんなに慕ってもらう資格なんてどこにもないよ



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