姫の笑顔は俺のもの
「アタシはさ・・・甘やかしてほしいなんて思ってないの。軽口を言い合ったり、そんな変わり映えのないのがいいんだ。あたしには、それさえもなかったから」

「ったく、お前はなんでそんな変なことを望んでんだよ」

「しょーがないな~姫は!僕としてはもうべったべたに甘やかしたいところだけど、姫がそういうんならやめようかな・・・」

「欲のない女だな柚姫は」

ポンッと頭に手を置いて言う優羽
え・・・あたしの願い届いたのか??

「わかった。柚姫を特別扱いみたいなことしねえよ」

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