メルラバ
「ごっつい光景やったで。俺の目の前で10人くらい女の子が泣いてるんやもん。あれは参った」

秋の困り顔、目に浮かぶよ。


「俺、またおんなじ過ちおかすところやったわ。もし、唯が泣いてたら、多分おんなじことになったんやろうな」

泣きたい気持ちでいっぱいでしたよ。

「せやけど、唯はあの子のことを庇ってくれたやん?俺を悪者にして」

それはごめん。

「それで正解やったんやと思う。せやから俺は涙が嫌いやねん。好きな子にはいっつも笑ってて欲しいし、強くあって欲しい」


それは無理な注文だな。
女の子ってみんな泣き虫でみんな弱い生き物なんだよ。
< 201 / 518 >

この作品をシェア

pagetop