君の笑顔を
こんな私が恋をしていいのかな?
ダメに決まってるよね。
諦めなきゃ
だからメールを返さないことにした。
毎日忙しく動き回ってケータイを封印した。
廊下ですれ違っても
なんとなく頭を下げるだけにした。
そうやって潤を...............自分を守ろうとした。
「愛梨花、最近元気なくない?」
「普通だよ?あ、でも最近塾嫌になってきたかも。」
「なんで?」
潤とメール出来ないからなんて言えない。
「それが、山田(先生)がさぁ…」
こうやって誤魔化すのも苦しくて
ホントになにやってもつまんなかった。