ジュエリー 君がくれた宝石
*恋癒斗side*

僕達は気づけば16歳になっていた


僕は前から不思議に思っていたことがあった

パパはどこにいるのだろう…と

それを美優に聞いたら
美優はこう答えた
「パパは遠い所へ旅へ出てるんだって!」

でも僕はそんなの言い訳だとしか思えなかった
それに薄々気づいていた

パパは、死んでることを…



僕も成長して今では
16歳だそのくらいのことはわかる


「母さん!早くしてくんない?」

「はーい」

母さんは子供のように
答える
まあ、まだ若いんだけど…

「ほらっ!美優も早くしろよな」

「わかったってば!」

『はいっ!チーズ』

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