ハナミズキ



「…っ!」



ネクタイで縛られていた私の口は、声が出ない。



やめて…!こんなことしないで…!



お父さんは、自分の指をなめ、私の足の間にある、穴へと指を入れた。



私はいきなりの行為に驚き、体を強ばらせた。



「…どうだい?気持ちいいだろう?」



私は必死で首を振った。



だって、こんなの気持ちいいわけない。



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