汚れたmarch 1
「自分じゃなかった」









私はブランコを漕ぎながら





言った。










「ねぇ、自分じゃなかったってどう言う事?」








「えっ。」







いきなりの質問に私はブランコを止めた。







「君、いつもの自分じゃなかったって事は、女の子なのに普段からあんなことしてるの?」







ビクッ





「してません‼」






動揺した。







こんな事言われるなんて




思ってもいなかった。






迂闊だった







「本当?怪しんだけど?」





彼は、どんどんあたしを攻めてくる。








「じゃ、さっきのいつもの自分じゃなかったってさ、いつもの自分てなんなの?」







なんなのって







「そういうけど、あんただって何者なのか答えないじゃないですか!」








そうだ。






あんた何者なんだよ






警察?



ヤクザ?












どういうつもりで私に






そんなこと聞くんだ

















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