汚れたmarch 1
「誰ですか黒豹鬼って?人違いですよ。」









もし、ばれたら






叔父さん、叔母さんを






裏切る事になる。







「そんな事言っても無駄だぞ。今、全国に知れ渡っている黒豹鬼が、この地区に住んでいて、女だって事は、ちょっと調べればすぐ分かる。そうなりゃ、夜、一般人の振りをして、黒豹鬼を待てばおのずとそいつは現れる。」





ちょっと調べるだけじゃあたしの情報なんて







出てくるはずがない。









「だからって、私が黒豹鬼だなんて、断定できる証拠なんてないじゃないですか!」







「…それが、実は俺、黒豹鬼一瞬だけ見たことあんだよ。そん時の黒豹鬼の髪型、ショートだったし、髪色だってお前と同じブラウンに金のメッシュだった。」












そんな…








ずっと隠してきたつもりなのに










こんな簡単にバレるなんて…








「で、でも、そんなの偶然かもしれないじゃないですか!」







はあ…






山内がため息をつく。





そして、私を睨みながら





言った。









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