天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅩ
20回目の学園ライフ
「別に20作品目だからといって特別扱いなどしてはやらんぞ?俺は普段通りに振る舞うだけだ。そもそも何が記念作品だ?人数がいつもより少しばかり多いだけではないか。それで普段より豪華版などとほざく理事長の神経を疑うわ。記念というのであれば、普段とは違う試みとか、派手な演出とか、そういうものに力を入れるべきなのだ。それを、ただ人数を増やしただけでお茶を濁そうなどという…」

「あの、翡翠先生、もう始まっていますよ?」

「む?」

天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅩ、始まるよぉ。

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