スナオさんシリーズ 美女と座薬
 待つ事数分、救急車が到着した。
 連絡から数分での到着で迅速であったのだが、スナオさんにとっては果てしなく長い数分であった。救急隊員に起こされ、と言っても、実は起きていたわけではあるが、そっと担架に乗せられて、救急車に運び込まれる。
 「ス、スクーターはどうなるんですか?」救急隊員は答える「大丈夫、あとは警察がしますから」
 警察が・・・と言うことはDVDも警察が。
 スナオさんは意を決して言った。早くしないと救急車が発進してしまうのである。
< 7 / 15 >

この作品をシェア

pagetop