キラキラ~ホンマは好きやし~






「…また告られたん?」


修太が黙ってうなづく。


はぁぁぁぁ…。


修太はカッコいいし、
頭もいいし、運動神経抜群やし…。


めっちゃモテモテ。


でも、なんや知らんけど彼女は作らへんらしい。


それは中学校の時から変わらへんねんなぁ。


告白は片っ端から断ってるらしいし。


「別にいいけど」


うちはため息をつきながら言った。


「ごめんっ!サンキューな」


修太はそう言って、中庭の方へ走っていった。

 







 
< 17 / 433 >

この作品をシェア

pagetop