あたしの彼氏はスーパースター
No.5










「ほら、立てよ」


差し出された手。

日本中の女の子がそれを受け入れるだろう。


でも、あたしは違う。

あたしはそのままそっぽを向いた。


そんな態度にちょっとイラっときてるアイツ。


「てか、もう時間ないから」


そう言って無理矢理あたしの手首を掴んだ。


その力はすごく強かった。













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