白球を追いかけて
仲間を信じなくなった理由

大会直前

俺と聡美は晴れて名門野球部のある中学校に進学した。


これも聡美を甲子園に連れていくため。



さすがに小学校より練習も厳しかったけど、俺には最大の目標と最愛のマネージャーがいるから問題なし!



先輩が引退してからすぐエースになった。



「聡美。腹へったぁ!」


「まだ二時間目終わったばかりじゃん!!」


「朝練きついんだよ…」


「また弱音吐いてる…」


「聡美キスしてくれたら、我慢する…」


「ここ学校だよ!?」


「見られなきゃ平気だろ?」


「そーゆう問題じゃないし。」


「じゃぁ聡美を食う。」


「はぁ!?もっと無理!」


「じゃぁ次屋上な。」


「わかった。」
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