白球を追いかけて

人間不信

紅白戦が明日に迫っている。




まだ調子が戻らない。



あれから俺には進展なし。




紅白戦前の最後のピッチング。



納得できねぇ…



大地に相談しとくか…

あいつは俺がスランプなのを知っている。


俺の球をうけただけで気づいた。


俺のことを受け入れてくれる気がする。





それがだんだん気持ちよくなってきて、さらに受け入れてほしいと思うようになった。




俺にとっては大きな進歩。
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