アイ・ラブ・おデブ【完結】
「いいいっ…いったい…
何時から…いいっいるんですか?」

驚き過ぎて口が回らない…

柏木って忍者?それともどこでもドア?瞬間移動?

「いらっしゃい
まあまあ…小夜ちゃんも座りなよ?」


店のご主人…とんちゃんが入り口で固まる小夜に声をかけてくれた

のそのそと柏木の隣に座る

「コイツにいつもの…」

まだ何も言ってないのに勝手に注文をした
…出てくるのはいつものヘルシー野郎セットだ

焼き鳥にかぶり付く柏木を見ているとニヤケ顔で

「焼き鳥はまだ早い!」

…く~ぅ…悔しい~早く焼き鳥が食べたぁ~い!

…ネギマもぼんじりも砂肝だっていいなあ~

でも迷っちゃうから全種類ダブルかなあ


目の前に置かれた枝豆を口に入れながら、次に注文する鶏に思いを馳せた
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