アイ・ラブ・おデブ【完結】
定期券の代わりに…
帰国後も夏の暑い中、毎朝遥はランチを届けにやってきた

元々細身の遥だがさらに引き締まり筋肉がついたようだ

半袖から伸びる日焼けした腕が眩しい

そんな眩しい遥の横を歩いていると、今日もキラキラした一日が始まるような気持ちになる

駅前で手を振って別れると階段を昇る足取りも、軽やかな気にもなる

そんないつもと同じような一日の始まりになるはずだった
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