アイ・ラブ・おデブ【完結】
小夜の背中は、すぐそこにある壁へと追い詰められ、逃げ場はなくなってしまった

遥は小夜の頬に手をあて、深いキスへと変えていく

…あぁ…もう駄目…苦しい…
あたしの心臓…はしゃぎ過ぎ…

小夜がギブアップを申し出そうになった時、遥の携帯が鳴った

初めは無視していた遥も、鳴り止まない電子音にイラッとしながら出ることにした

「ピッ…
…あぁ…
…うん…分かった」

そう不機嫌に電話を終えた

「ごめん…車の所に警察が来てるから早く戻って来いって…
本当は帰りたくないけど…
…帰るね…
…おやすみ…小夜」

そう言ってドアを閉めて行ってしまった
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