アイ・ラブ・おデブ【完結】
人生、晴れの日
よく晴れると言われる10月の日曜日…とある神社で柏木ときらりの挙式が行われた

白無垢に綿帽子の和装も、可愛いきらりにはとてもよく似合っている

「小夜~!今日は来てくれてありがとう~
あれ?なんだか小夜…雰囲気変わった?」

おしとやかな装いには似つかわしくない、漫画みたいな声で小夜へと近づいた

…え~?どこが違う?
スカート履いてるから?

小夜が返事に困っていると隣にいたリームが

「そりゃあ…ねぇ~!
恋をすれば女の子は綺麗になるもの!
…ねえ~!」

小夜の両肩に手を置き顔を覗き込む

…ええっ!こ…恋~!!
そ…そっそうなの?
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