アイ・ラブ・おデブ【完結】
そんな楽しいアシスタント生活の中でも、待ち遠しいのは"デカ盛り"特集だった

始めの何回かは一人でお腹に納めていたが、やはり数件の取材をするとおみやげにしてもらっても多い

アパートの小さな冷凍庫には、すぐに入りきらなくなってしまう

デカ盛りブームがやってきたある日
"アシスタントのアシスタント"が呼ばれた

これにやってきたのは小夜の腕よりも細い足のきらりだった

きらりは、ヒョロヒョロの細っこい身体にピッタリなマンガみたいな声の同い年の女の子だ

「よろしくねぇ~」

と可愛らしい笑顔で小夜に笑いかけた

…かっかわいい!
だけど…こんな細い体で…
どんなことをするのか知ってるの?
まさか、大家族を背負っているとか…それならお持ち帰りでウハウハだわ
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