7days

「は?聞いてねぇし。あ、確かここに来たとき間違ってたな。誰だ?そいつ」

「私と一緒に、執事代わりに連れてこられた私の幼馴染だよ」


するとレイは、ふーんとどこか不満気味。



「そいつも、っていうなら小桜にはもう一個なんかしてもらわないとなぁ」


うわっ、やっぱ鬼だっ

レイの意地悪野郎めっ



「あ、いいや。明日楽しみにしとけ」


そう言って、レイは立ち上がった。


えっ!?明日どうするか、とか教えてくれないの!?



と、言いかけたときレイは、またすっと近づいてきて

私のほっぺたに軽くキスをした。



「俺といるときは、俺のことだけ考えろよ」



「・・え?」




そしてレイは静かに部屋から出て行った。




───────・・・・





< 132 / 197 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop