一般人になるまで
「もー、いつも言ってるじゃんか、切る時は俺にやらせてって」

「嫌よ、あなたに任せると腕一本無くしちゃうじゃない」

とりあえず、学級委員長になってしまったことを愚痴ると、彼は笑った


「人の不幸がそんなに面白い?ぶち殺すわよ」

「自分の命をぶち殺してから、俺を殺してくれよ」

「それじゃあ殺せないわ、でも死ぬのは幸せね」

「俺がお前を殺すっていつも言ってんだろ」

「あなた矛盾してるわ」

冗談なのか冗談ではないのかよく分からない無意味な会話を続けながら、学校を出て、二人で帰路についた

「「じゃあ、明日」」

そうして、いつも通りの一日が終わる

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