貧乏娘×御曹司


「婚約者って、結愛だったのか」


「あたしだってアンタだっていう事知らなかったわよ」


「まぁ、親父たちは乗り気だったからこのまま行けば結婚ってことになるだろうけど」


「何言ってんのよ!?


あたしは嫌だからねっ」



小っちゃいころから決めてたんだ


素敵な恋をして結婚するんだって




「おい、泣くほど嫌なのかよ」


は…?


頬を触ってみると濡れてた


「そりゃ…嫌に決まってるじゃない!


勝手に結婚相手まで決められて、恋もしないまま結婚するなんて…」


なんて言ってたら涙が止まらなくなってた



「じゃあ、俺に惚れたらいいじゃんか」


「はぁ?」


何を言い出すんだコイツは


「1年後、お前が俺に惚れなかったら婚約解消してやるよ」



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