生きたい
「返事・・聞かせて?」

晴輝はあたしの耳元で甘く囁いた。

全身に痺れたような感覚が走った。

「そんなの決まってんじゃん!あたしから告白したんだから・・・これからよろしくおねがいします!」

あたしは少し晴輝に頭を下げた。

すると晴輝に抱きしめられた。

「ごめんな。先に言わせて・・」

晴輝はさらに強くあたしを抱きしめた。

「どっちも告白したから・・先も後もないんじゃない?」

あたしがそういうと晴樹は苦笑した。

「そうだな」

そしてもう一度笑った。
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