生きたい
「こっちこそゴメン。理由も聞かずにキレちゃって・・・」

あたしも素直に謝った。

「いいよ。俺が悪いんだし!じゃっ帰ろっか!」

「うん!」

あたしは元気よく答えた。


「晴輝くんって結構モテるよね!」

「当たり前だろ!?」

「何カッコつけてんの!」

2人で笑いあいながら帰っていたらもう家についてしまった。

「じゃぁあたし帰るね!」

「おぅ!」

「じゃっ明日!」

そしてあたしが家に入ろうとしたとき

「待って!」

後ろから声がした。

振り返ってみると晴輝がすぐ後ろまで来ていた。

「メアド交換しよ!」

あ、なんだ・・・そういうことか。

「いいよ!」

あたしたちはメアドを交換して本当に帰ろうとしたんだけど・・・

「・・・待って!」

またもや晴輝に捕まってしまった。


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