先生へ -君に詠む愛の歌-
バン!


いきおいよく生徒会室のドアが開いた。


久世先輩が息を切らしながら帰ってきた。


「ごめん!柚那ちゃん!
 シュークリームしかなかった!!」


そう言って久世先輩はひとつの机の上に


買ってきたシュークリームの箱を置いて


その上にシュークリームを積み重ねていって


ローソクを立ててくれた。


先生も吉岡先輩も爆笑してた。


私も思わず笑ってしまった。


けど、とても思い出に残る


誕生日になった。


みんなありがとう。



私、そろそろ書けそうな気がする。


今日の夜、書いてみようかな。


直斗先生のこと・・・。


そしてそれで直斗先生のことは


終わりにするんだ・・・。



けど、私は誰も好きにはならない・・・。

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