I believe you☆


蓮香に話したことを空に話すかすごく迷った。

けど・・・
やっぱり今のままでは何も解決しない。

空にあたしの全てを話すことにした。
途中、言葉が出なかったことが何回もあった。

あたし自身も未だに動揺している。

「そっか。
ニューヨークに俺も行ってみたいな。」

話終えると空は一切悲しそうではない。

「空は寂しくないの??
あたしがニューヨークに行っても。」

「だって2年間だけだろ。
二度と会えない訳じゃないじゃん。

確かにとっても寂しいけど・・・
俺はお前を好きになって決めたことがある。

俺はこれから先も鈴蘭を信じてるから。
お前の全てが好きでしょうがない今。

俺は鈴蘭だけだから。

だから・・・
ニューヨークに行ってこい!!」

あたしの手を握る力が強くなった。

行かないでと言われると思っていたあたし。
空の言葉が心に届いた。

空はあたしに力強く踏み出す力をくれた。

あたしの中で答えが出た。



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