I believe you☆


飛行機の中で爆睡だったので
全然眠くならなかった。

部屋の扉を開けてベランダに出た。
3月の外は、寒くて冷たかった。

たくさんの星があたしを照らしてくれる。

すると、あたしの肩に学ランがかかった。

「まだ、外寒くねぇ!!
こんなところにいると風邪ひくぞ。」

そこには笑顔の空がいた。

「えっ・・・
いつから起きてた??」

まさか、話を聞いていた・・・
でも、しっかり寝てたよね。

「俺、寝たふりしてた。
そしたら鈴蘭が寝てるって勘違いして。

まぁ、あんなことしたなら寝てて正解だったけど。」

聞かれてた・・・
もう、最悪!!

あたしは一気に熱くなった。

「ってことは、やっぱり・・・」

顔が熱い。

「もちろん。
じゃあ、俺からも言わせて!!

鈴蘭、愛してるよ。」



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