I believe you☆


自分の部屋に戻り、制服からワンピースに着替えた。
髪をまとめて一つに縛り、化粧を直す。

本当は今すぐにでもパジャマに着替えたいけど
この家はパパいわく
「お客様がよく来るから、いつも服装は気をつけて」っと。

普段おきてが緩いけど、このことだけは、絶対守らなくてはいけない。

学校では普通の高校生なのに、家ではれっきとしたおじょう様ってことになる。

「ご夕食の準備ができました。」

「ありがとう。今、行く。」

コツッコツッ・・・
ヒールを履くとなる音。

ヒールが奏でる音は、子供の時から好きだった。

< 27 / 148 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop