I believe you☆


蓮香と唯は笑顔でお話し中。

あっ、いいこと考えた・・・

「今日、職員室に行かなきゃ。
空も行くよ!!」

空の手首を掴むと教室から出た。

「どうせ、嘘なんだろ
職員室!!」

「あったり~。
さすが、空。
だって、いい雰囲気だったじゃん。」

「確かに・・・
よく脱け出した。」

職員室の近くまできたから音楽室寄ってこっ!!

「ねぇ、空。
ピアノ弾いてってもいい??」

「おっ、いいね!!
音楽室行こっ。」

夏休みのコンサートで弾いた曲を弾いてみた。

「さすが~。
本当に上手いわぁ!!」

「まあね。空だってサッカーちょー上手いじゃん。」

心から思う。

「俺は、小さいころからサッカーやってきたから、
サッカー大好きなんだ。
サッカー、一筋だよ。
でも・・・」

えっ。どうした空。急に止まったぞっ。
一気に静まり返った音楽室。

急に遠征の時に言われたことが、頭によみがえる。



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