花とキミ*秋・冬




「嫌われる‥?嫌だー!」

そして、キッと睨まれる。
え、俺?

「パパ!空哉くん睨まないでー!!」

花菜が庇ってくれた。
隣に座っていたから、ギュッと抱きしめられる。

「花菜‥分かったから、離れなさい。」

花菜のお父さんは途端に弱気になってしまった。

「もう、空哉くんいじめないでよ?」

「分かったってー花菜。」

もうって花菜が言って、花菜が見てない隙に
睨まれた。

俺の1番のライバルは、花菜のお父さんかな‥
そう思うと苦笑いしか出来なかった。

---------------

その後朝ごはんを食べ終わり、
解散という流れになった。

「じゃあね、菜々美。」

「うん、またいつかねー空美。」

ホテルの前、車に乗り込む前に
それぞれなんか言ってるみたいだな‥

「花菜‥」

「空哉くん‥今度は冬休み明けだね。
寂しいなぁ‥」

本当に‥このまま連れて帰りたい。

「年明け、一緒に神社行けば‥また会えるけど。
一緒に行く?」

「行きたい!」

「じゃあ、朝迎えに行くから。」

花菜の頭をポンポンと撫でて、
誰も見てないのを確認して‥

唇にキスを落とした。

「空哉ー行くわよー」

「じゃあな、花菜。よいお年を。」

「空哉くんもね!バイバーイ!!」

笑顔で手を振ってくれる花菜に
笑い返しながら車に乗った。

その後、少しニヤけてて母さんと親父に
からかわれたのは内緒。







< 237 / 259 >

この作品をシェア

pagetop