一つ屋根の下
試しに弟に、今まで陸斗が学んでいた経済学を学ばせてみると、陸斗が何年もかけて覚えた知識を弟はたった一日で、覚えた。
それからだったんだ。
両親の陸斗と弟を見る目がかわってきたのは、、、。
弟は、陸斗が凄く努力してやって来たことを何もかも意図も簡単にやってのけたのだ。
今まで陸斗がどんなに、辛い稽古でもやってきたのは唯一、信じてくれる両親がいたからだった。
それからも、陸斗は色々な勉強をしたけれど、何年もかけて自分がしてきたことを容易くこなす弟を見て次第に失望していった。
それから、陸斗は今まで続けてきた稽古をサボり出したんだ。