たったひとつの愛と笑顔

ケンカ

今、明日香は翔太と帰っている。


「翔太、今日は家まで送ってあげる。」


しかし、翔太は。


「いいって。俺が送ってやるって。」



翔太は遠慮深い。


「んん。じゃあ、送ってください。」



いっつもこんな感じだ。



家に着いた。



「翔太。ありがとう。また明日。」



といって別れる。



これが日常生活だった。



家に帰ったら、突然、電話が鳴った。



「もしもし、川上ですけど・・・ん? 愛理?」



愛理からだった。



「実はさ、クラスのマドンナ「美帆」が、直木翔太に告ったらしいよ。」



んん?今、翔太の事言った???



「はぁぁぁ???どういうこと?全く意味が分からない。で、翔太は、なんていったの?」



情報通の愛理がいうには・・・。



「直木翔太は、断ったんだって。「俺、彼女いるから」って。」


ホッと安心した。



ん?まてよ。



今日、翔太何も言ってなかった。



この話も愛理が言うんだから間違えないし。



明日香は、愛理との電話を急いで切ると、翔太にメェルを送った。

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