☆喧嘩×恋愛☆
「待て。
何で解散させねぇんだよ。」

何でか。

あたしは、歩くのを止め
奴の方を向き目を見ながら言った。

「お前の目には
まだ光があるからだ。」

お前なら出来る。

「光だと」

あ~光だよ。

お前の目には
まだ光が残ってる。

「まだ
お前ならやり直せる。頑張れよ。
だけど…それでも駄目だと思ったら、また相手して殺る。
だが…その時は解散させて、てめーらみんなサツに付き出して殺るからよ…」

あたしは願ってる。

そんな時が来ない事を…


「よしっ!!
隼人!流斗!流也!帰ろうかっ!」

そしてあたし達は《飛龍》の倉庫を後にした。




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