地味子は総長?
行くと言い、途方に暮れながらご飯を食べていた。

そして放課後…


リムジンやらヘリコプターで下校していくお嬢様方…
それに、バイクで帰っていく奴ら。

あたしはと言いますと…


「空夜~待った?」

「ぜ~んぜん。行こっか」

目の前にバカップルがいます。


「あっ空夜。この子があたしの親友」

「この地味な子がか…?」

「地味じゃいよ!可愛いんだから」

ぽつ~んっと一人で立っているあたし。

この場にいるのはあたしとバカップルの他に4人いる。


「とりあえず行くぞ」

「でもさ~こいつ誰乗っけてくんすか?」

「俺パス」

「俺も」

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