アイドル恋愛
1日目✿光耀✿
「今日はデートの日だよね?」
「どこ行きたい?琉愛の好きなとこね」
「うーん....動物園とかどう?!!」
「お!俺も行きたかったんだよねー」
というわけで動物園に行く事に。
――――ひと通り、動物を見て回った。
「疲れたぁ~」
「俺飲み物買ってくるわ。琉愛そこ座ってて」
「はーい」と返事をし、動物を振り返る。
カバにヨダレつけられたなー。
パンダのところで外国人が「It's very cute!」って叫んでて爆笑したなー。
「そこの子!」
え?あたしかな・・・?
20代の男性が呼んでいる。
あたし?と自分を指差すと「うん。あなた!」と言う。
「なんですか?」
「あのさ、プロダクション入る気はない?君可愛いから...」
「るあ~!...は?お前ナンパ?琉愛は俺の女なんだけど」
「私、青野と申します。プロダクションの者です」
「琉愛......入る...のか?」
「だから.......なんですか?ソレ」
「まあ、親御さんと話をさせていただけないでしょうか?」
「・・・わかりました」
あーあ...せっかくの動物園だったのに。
プロダクス?なに?わけわかんない