幼い頃の-約束-
あれから2年後…私達は5才になった。



今は、朝だ…

いつもはシンとしている部屋の中から


誰かの声が聞こえてきた…


声がする部屋の近くに行き、少しドワを開けて見ると…


そこには、

知らない男の人とお母さんが裸で抱き合い、キスをしていた…


こんなことは初めてだ…。


ビックリしてそのドワの前で勢いよく、しゃがみ込んでしまった…


二人はその、音にきずいたのか…

近寄ってきてドワを開けた…


「あぁ。瑠璃…いたんだ!あっ!そうそう!あたしこの人と結婚するから明後日引っ越すわよ。」


『えっ…?』



私はビックリして、声が出なかった。



明後日!?

嫌だ!嫌だ!!


龍神とバイバイなんて…


と、いきなり男の人が口を開いた…


「おぉ〜。こいつが噂の瑠璃チャンねぇ。この子がいい歳になったら襲おっかな。」


このとき、私は理解が出来なかった…





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