優しいボディーガード



俺が来たのを知ると柔道部のやつらは一目散に逃げようとした



「ちょっと待て!


なんでおまえらが麻衣さんにこんなことするんだよ。


だいたいおまえら、どうやって麻衣さんに勝ったんだよ?」





「今、橘さん不調なんだよ」


「俺たちでも簡単に勝てるくらいな」


「だから、今がやるチャンスだって」





「ふざけんな・・・」



言い表せないほどの怒りだった



「ダンッ」



おもいっきり壁をけった



それを見て驚いた柔道部のやつらは部室を急いででていった







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