Girl's? collection 1
・・翌日・・
side ユズ
「ふわぁぁー。」
朝は嫌いだなー。
まぁ問題はそんなことじゃなくて、
「部活・・・行かなきゃ。」
あの場所が居心地悪いわけじゃない。むしろその逆だ。
でも。
あいつがいる。
話してから、なんだか気まずい。何を話せばいいのか。
また傷つけるかもしれない。
カチャ・・・と自分のベッドホンを触る。
自分はこんなにも弱くなってしまった。
「はぁ・・・。」
朝からため息が止まらない。