Girl's? collection 1
玄関に着き、自分の靴を取り出す。
「な~おき!」
どしっと肩に重みが。振り返るとシュンタがオレの肩に寄りかかっていた。なんだかニヤニヤして。
「なぁ聞いて聞いて!オレ彼女できた!」
あーなるほど。浮かれてるな(笑)
「そっか、おめでと。しっかし、よくお前に彼女ができたな(笑)」
「へっへ、ナオキに紹介しようと思ってさ。ちょうど良かった。」
そう言ってシュンタは後ろを向いた。そこから女子がひょこっと顔を出した。
ショートヘアでかわいい子だなと思った。癒し系という印象だ。
「えっと、1-Bの沢和 叶恵【サワワ カナエ】です。」
少し頬を赤らめた姿がとてもかわいらしかった。
思わずニコッとしてしまった。
「あっ。」と言ってカナエちゃんはシュンタの後ろに隠れた。
えっ、どした?
「出た、ナオキの悩殺スマイル。」
シュンタがため息をついた。
「何か言った?」
さっき通りすぎた女子たちの笑い声でよく聞き取れなかった。