一生分の恋



「ったく…ごめんな、梨穂。…梨穂?」

「えっ!あ、大丈夫だよ。」

「どうした?」

「いや、ちょっとボーッとしてた。」



嘘…。



ホントは……



光輝さんの目。



なんだか吸い込まれそうだった。



離せなかった。



< 23 / 44 >

この作品をシェア

pagetop