一生分の恋



そして、明日がいよいよ記念日の日。



その日はまた拓也の家にお邪魔することになっていた。



昨日、電話でそう約束した。



その時、なぜか光輝さんの笑顔が頭に浮かんだ。



その瞬間、ドキッとして…。



頭をブンブンと振って、笑顔を消した。



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