マジ青い空
そっか。
ジンは、私を大事に思ってくれてるから言わなかったんだ。

トモダチかどうかはわからない。
私を好きかどうかもわからない。

でも、私のことをとても大事に思ってくれてるからこそ、悲しませたくなかったんだ。

そっと・・・。
そっと、消えるように。
この学校から去って行こうとしたんだ。


「・・・ずるいよ」

「ごめん」

「知らないままだなんて、マジでもっと後悔しちゃうじゃん」

「悪かった」

「・・・謝らないでよ」

「ごめん」

「・・・あやまらない、でよぉ・・・グスっ・・・」

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