レンタル彼氏 Ⅰ【完結】
…君の存在は、俺を狂わすんだ。
信用なんか、当の昔に忘れたはずなのに。
“俺を愛してくれ”
“俺の側にいてくれ”
そうやって、俺の“心”が叫ぶんだ。
危険だ。
やっぱり、このまま…付き合うわけにいかない。
多分。
次に泉が男と歩いてるところを見たら、きっと俺は泉を刺し殺してしまうだろう。
それほど、愛しい。憎い。
全てが欲しい。
俺の肩で眠る泉を、優しくベッドに寝かせてから俺は額にそっとキスをした。
それから乱れた前髪を、左手で丁寧に整えるとしばらくその寝顔を見つめた。
出来たらこのまま。
このまま、ここで永遠に俺のモノにしたい。
泉への独占欲、執着は尽きなさそうだったから。
だから。
まだ軽いうちに手放そう。
俺がダメになる前に。
泉がダメになる前に。
信用なんか、当の昔に忘れたはずなのに。
“俺を愛してくれ”
“俺の側にいてくれ”
そうやって、俺の“心”が叫ぶんだ。
危険だ。
やっぱり、このまま…付き合うわけにいかない。
多分。
次に泉が男と歩いてるところを見たら、きっと俺は泉を刺し殺してしまうだろう。
それほど、愛しい。憎い。
全てが欲しい。
俺の肩で眠る泉を、優しくベッドに寝かせてから俺は額にそっとキスをした。
それから乱れた前髪を、左手で丁寧に整えるとしばらくその寝顔を見つめた。
出来たらこのまま。
このまま、ここで永遠に俺のモノにしたい。
泉への独占欲、執着は尽きなさそうだったから。
だから。
まだ軽いうちに手放そう。
俺がダメになる前に。
泉がダメになる前に。