ネクロフィリア【加筆執筆中】
残り三日
翌朝。
…と言うよりも。

あれから、俺はベッドの上でずっと考えてしまって。
気付いたら一睡も出来ていなかった。


ガタっと音がして、俺は母親が起きたのだと思う。
それから廊下を歩く音がして、俺の部屋の扉をノックする。

ガチャリと扉を開けて、

「いるのー?」

と俺を探す母親。


すぐにベッドにいる俺を見つけて溜息をついた。

「もう、昨日は遅かったわね」

「…ごめん」

「今日も出かけるの?」

「うん。だけど、今日は夕飯までには帰るよ」

「そう、わかったわ。遅くなるなら連絡ぐらいしなさい。
心配するでしょ」

「…わかった」

「朝ご飯は?」

「食べる」

「じゃあ、出来たら呼ぶわね」

それに返事をすると、母親は扉を閉めた。
それから足音が遠くなる。


俺は…小さく、はあっと息を吐く。


俺、藤井さんと関わってよかったのだろうか。
死体を見たいからと、安易に関わってよかったのだろうか。


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