組対のデカ
 俺も自分の射撃の具合がどうか気にしていたのだが、まだ腕前は落ちてない。


 銃を仕舞うと、火薬残渣を気にしながらも、組対部のフロアへと歩き出す。


 また通常通り仕事が始まる。


 お盆などあっという間だった。


 あっけなく終わる。


 そしてまた組対部内で業務が始まるのだ。


 組織犯罪を扱う部署の刑事の一員として。
< 240 / 259 >

この作品をシェア

pagetop