言葉のとびら
最寄り駅に学校からバスが迎えにきた。

私はバスに乗り込み、オロオロしてるとハイテンションのタツが話かけて来た。

「いくつ?どこの学校なの?」

質問攻めに合っている私を心配そうに
ナサが
「ごめんね。
タツがめちゃめちゃうるさくてね。
びっくりしたょね。
N大の1年のナサよろしくねぇ。
こっちも1年のタツだから怖がらないでね。」と口を挟む。

この時はまだ、タツと私の事なんて見えなかった。

私は落ち着きを取り戻し

「M市から来てS高校出身ですょ。
ハナっていいます。
よろしくです。」

「ハナチャンかぁ。
よろしくねぇ。」2人は声を合わせ言った。
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